2007年10月11日

茶樹の新芽   4

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2. 小芽

茶の嫩芽です。茶芽の中で一番わかい芽のことをさし、宋代の熊蕃の『宣和北苑貢茶録』に「凡茶芽嫩品、最上曰小芽、如雀舌、鷹爪、以其勁直纎挺、故号芽茶。」(すべて嫩芽の中で最上品は小芽という。雀の舌のように、鷹の爪のように、強く鋭い真直に纎々と延ばしている。それ故芽茶と称す。)と記載している。趙汝礪『北苑別録』に記載している「小芽者、其小如鷹爪」。(小芽とは茶の芽が鷹の爪のような小さいものである。)
宋代の献上茶生産地の一つ北苑は現在の福建省武夷山市の武夷山にある。武夷山の今は世界遺産と認定されている。動植物の自然保護地域であり、その中鳥類は約254種類があり(武夷山誌より)、中でも隼形目は19種類が占めている。それ故、鷹の爪の形で茶芽の形を形容することがごく自然である。

投稿者 kan 2007年10月11日 21:36 | 茶葉の一年